腹式呼吸のメリットと効果、正しい腹式呼吸のやり方を画像を使って詳しく解説します。
呼吸は胸式呼吸と腹式呼吸に分けられます。腹式呼吸は肺への負担が少ないだけではなく、ゆっくりと息を吐くことで副交感神経を優位にする自律神経を調節する働きや、全身の筋肉を弛緩させる働き、また横隔膜を上下させて腹圧が変化する働きなどがあります。
Contents
腹式呼吸のメリットと効果
- 便秘を改善する
- 痩せて姿勢がよくなる
- 副交感神経を優位にする
- ストレスを和らげてリラックスできる
- 自律神経を整える
- 慢性的な疲労の回復
- 憂鬱や偏頭痛の改善
- イライラや不安感を取り除く
- よく眠れるようになる
- 歌が上手になる…などなど
生きる為に欠かせない呼吸
ふとした時に深呼吸をすると心が落ち着きませんか?
それは・・・リラックス効果によるものです。
呼吸は胸式呼吸と腹式呼吸に分けられます。
一般的に・・・日中は早く浅い呼吸の胸式呼吸を行っています。
その一方で・・・睡眠時やリラックス時には腹式呼吸を行っています。
腹式呼吸は肺への負担が少ないだけではなく、息をゆっくりと吐くことで、副交感神経を優位にする自律神経を調節する働きや、全身の筋肉を弛緩させる働きがあります。
また・・・横隔膜を上下させて腹圧が変化する働きなどがあります。
これにより正しい腹式呼吸のやり方を知れば、様々な嬉しい恩恵が受けられるのです。
腹式呼吸の基本
背筋を伸ばしてお腹をへこましながら口から体の中の悪いものをすべて出しきるようにゆっくり息を吐き出します。
次に・・・丹田(おへその下)に空気を貯めていくイメージでお腹を膨らませながら鼻からゆっくり息を吸い込みます。
ポイントは吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがベストです。
最初は少し難しく感じますが、慣れてくれば誰でも簡単に出来るようになります。
正しい腹式呼吸のやり方
正しい腹式呼吸のやり方を画像を使ってわかりやすく解説します。
仰向けで腹式呼吸
① 仰向けになって、背筋を伸ばしてお腹に手を置く
② 口をすぼめて約6秒かけて肺の空気を口から全部吐き出す(お腹がへこんでいることを確認する)
③ 鼻から約3秒かけてゆっくり空気を吸い込む(お腹が膨らんでいることを確認する)
※ 手順の②~③をくり返し行う
椅子に座って腹式呼吸
① 椅子に腰かけて、背筋を伸ばしてお腹に手を置く
② 口をすぼめて約6秒かけて肺の空気を口から全部吐き出す(お腹がへこんでいることを確認する)
③ 鼻から約3秒かけてゆっくり空気を吸い込む(お腹が膨らんでいることを確認する)
※ 手順の②~③をくり返し行う
回数の目安
回数は1日5回くらいから始めて、慣れてきたら10~20回と増やしましょう!
その日の体調に合わせて、無理なく楽しみながらやりましょう♪